月別: 10月 2019

タカアシガニを釣る・飼う・食べる・組み立てる  生きものがかりNO.21

投稿日: 更新日:

 

またまた、ご無沙汰してしまいました。特に忙しかったというのでもなく、日々の生活の中に埋もれてしまっていました。もちろん、いろいろあったのですが、今日は天気も良く気持ちもよく、ちょっと書きたいなあと思ったので、久々に、また徒然に。

この春徳島に行った時の続きですが神戸に帰る最終日、時間もあまりなくて、でも名残惜しいということで前からちょっと気になっていた海辺の釣り堀に寄ってみることにしました。

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入場料500円、アジでも釣って、タイでも釣れれば僥倖。少し遊んで帰ろうと思って入ったのですが、中は結構広い。タイにヒラメにカンパチにブリ。魚種は豊富で、しかも数も多い。

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マンボウもいました。

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その中で底にうごめく赤い大きな物体が。   ナニ?あれは。
デカーッ、カ・カ・カニか…?・・・デカ過ぎる。

それがタカアシガニでした。

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周りのブリがメダカに見える(これは言い過ぎ)。あれは釣ってもいいのかな。いや釣れるのかな。ウ~ン、ヨシ、釣ってみよう。

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格闘すること30分、ついに食いついた。あのグジグジする口にえさのエビが吸い込まれたのだ。グッと引いて針を食い込ませる。そしてソロソロと引き上げる。この竿のしなり。

お、お、重い。この大きさ!

やっと顔をのぞかせ、こんにちは(笑)。

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見事に、ふにゃけた、だらしない、うれしそうな顔だな。久しぶりに見た自分のこんな顔。

手に持って写真に写ってみたが、なるほど巨大。

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この後も味をしめて、もう1匹釣った。2匹も釣った人は初めてといわれた。
生かして持って帰るという人も初めてと。そう、生徒たちに見せてやりたいと思ったのだ。

陸上は苦手とばかりに、カッタンコットンと不器用に逃げまわる。

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発泡スチロールの箱に入れ、ブクブクを買って、徳島から急いで神戸に帰る。

そして水槽へ・・・。デ、デ、デ、デカすぎる。

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念のため2匹とも持ち帰ったが、2匹とも元気。予想外だな、これは。

ダメだ。90センチの水槽では狭すぎる。なんだくわぁ、よく分からない。

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とりあえず、海水を汲んできてでっかいポリバケツで飼ってみんなに見てもらおう。

ついでに捕ったクラゲはかわいいけど触らないでね。

これからの1週間、みんなに触られまくって、1匹は昇天し、1匹はカニ足の自切(トカゲのしっぽ切りと同じ)を繰り返し足4本になり、教室前の2メートルの水槽に移転。

ただ海水を深江浜まで汲みに行くのが大変。ポリタンク2杯40Lずつで何回往復しましたか。途中で友人から電話がかかってきて、今海水汲んでるのでと状況を説明をしても理解してもらえない。

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以後10日間ほどの命でしたが、みんなに触られたり観察されたりの有意義?な余生を送りました。

で、これからは先生のお楽しみ。


お先に昇天した1匹と、1本ずつ外れていって冷凍しておいた足を大鍋に入れ蒸していきました。

もちろんいただきます、なのです。

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カニみそもしっかり集めて、そして出来上がり。
 
太い、長い、もちもち!
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以前にブログにも書いた自宅栽培の無農薬グリーンレモンと酢と醤油をかけて、

いただきま~す。

まずレモンの香りが口の中に広がる。

つづいてやってくるあのカニの味と酢の酸味がぶつかり、醤油と絡み合い、

そこにイセエビのような歯ごたえとそのボリュームが口の中で暴れだす。

それから遅れて向こうのほうから「おいしい」が猛然と走ってきて、

強烈なタックルに見舞われ脳震盪を起こし美味の固まりに包まれ、ウマイ~ッと叫ぶ。

と、こんな感じ分かります?

焼きガニにしたものも、カニみそをたっぷりつけたものも、何本もいただきました。

堪能しました。ふ~っ、腹いっぱい。

ごちそうさまでした!


ということで、これからはタカアシガニを組み立てていきます。復元できるか、楽しみ。

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じゃあ、また。